Science Show 〜活動紹介その1
久しぶりの更新になります。ここ数ヶ月は活動も充実していました。学校での通常の活動に加え、①研究授業会と②サイエンスショーを活動先外で行っていました。今回はサイエンスショーについて紹介します。
サイエンスショーとは
科学的な原理を含んだマジックや視覚的に面白い実験などを生徒や教師にむけてショーとして行うものです。
・セミナー費が必要ない!
・頭を使わない!(隊員も生徒も)
このように、子どもたちにとっても、普段の授業よりもリラックスして気楽に見ていられるので楽しい時間になっていたようです。この活動を通して、子どもの理科に対する関心が高まっていったら私たちの活動は大成功です。(逆に、統一試験の勉強には直接は役立たないので、JICAボランティアの勝手な活動だと思って見ている教師がいることも事実だろうと思います。。)
実験紹介
首都アディスアベバの隊員5人と地方アセラの隊員2人でグループとしてサイエンスショーを行うことが多いです。特にシニアボランティア2人の知識量は本当に多く、勉強になります。ちょっとしたコツを習得するのにみんなで議論したり、練習したりすることも多く、チームとして非常にいい状態だと感じています。
今回はアセラの小学校(隊員の配属先)で実施しました。初めはイスに座って静かだった生徒たちが、ショーの後半には身を乗り出し、よく見える教室前方に移動してきていたのが印象的でした。
同期隊員と私の様子。左上から時計回りに、落ちないピンポン球、準備をする同期、封筒の中の文字を透視するマジック、電気文字、空き缶クラッシュ。
左上から時計回りに、炎色反応、マグデンブルグの半球、ニトロセルロースの燃焼、真剣に見つめる生徒の様子、電気クラゲに挑戦する生徒、アルコールロケット。
その他にも、
・文字の炙り出し(みかん汁で文字を書いて、炎であぶり出す)
・静電気で浮かぶシャボン玉
・ストロー笛
・雲を作る実験
・アンモニア噴水
・アサガオ指示薬(アサガオの汁が赤、青、黄色、緑、紫と変わります)
・帰ってくるブーメラン
など、たくさんの実験を行いました。