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エチオピアの首都アディスアベバにて、理科教師として活動する青年海外協力隊員のブログです。

First Impression of Ethiopia

 ついに、東アフリカはエチオピアに到着しました。初の海外です。 途中でドバイで乗り換えて、初めて踏んだ海外の土はエチオピアのものでした。

 10月8日に到着し、簡単なブリーフィングを受けたり、休日を使って首都の様子を観察してます。初の海外ということもあり、とにかく気になることがたくさんありすぎて何から書けば良いか分からないくらいです。でも、逆に比較対象がない分、素直に受け入れられているような気もします。現在は、同期隊員8名とともに首都に滞在しており、今後一ヶ月強の現地語訓練を行う予定です。

 本日で5日目です。ネット環境が整っていなくてなかなか更新できませんでした。 エチオピアに来て驚いたことを紹介していこうと思います。

1、あまり陽気ではない  

 エチオピア人は聞いていた通り、いわゆるアフリカンな陽気さはあまり感じません(偏見かな?)。静かで親切な印象です。植民地支配もほとんど受けていないため、他のアフリカ諸国とは異なる独特の雰囲気を持っているそうです。

2、コーヒー発祥の地

エチオピアはコーヒー発祥の地で、コーヒーの原木があります。コーヒー好きとしてはとても嬉しいです。ここでは現代的なコーヒーと、伝統的なコーヒー(現地語でブンナ)が飲めて楽しいです。

3、過ごしやすい気候

 エチオピアの首都、アディスアベバは標高2500mの地点にあり、アフリカといえども朝晩は長袖がないと寒いです。毛布をかけないで寝たら風邪ひきます。高山病の症状が出る人もいるらしいですが、同期でひどい人はいません。 ただ、紫外線は痛いくらい強いので早急に帽子とサングラスを調達する必要がありそうです。

4、インフラがしっかりしている

 現在、ある建物で同期と共同生活を送っていますが、水道・ガスは不自由がないし、停電もほとんどありません。

5、治安は悪くない

 事務所からは、訓練所でも受けた安全対策と、現地の治安情報の説明が簡単にあった他はあまりうるさく言われませんでした。他のアフリカに比べれば格段に治安がいいということだと思います。

 ただ、警察や政治拠点に関しては大変厳しく、カメラを向けただけでも没収されたり、最悪の場合は逮捕されるらしいです。外で写真をとるのは怖いのでもう少し慣れたら写真なども載せられるようになると思います。

6、英語が思ったよりも通じる

 一応公用語になっていますが、ほとんど通じないと聞いていました。が、(おそらく首都だから)英語が通じる。現地語はまだ研修が始まっていないので、「やあ!」「いくら?」とか「ありがとう」「○○通りまで乗りたい(バスで)」等のごく簡単な単語しかできないけど、 それでもバスに乗ったり、買い物に行ったり、外食に行ったりと、英語を交えながらなんとかできています。5日目にして。

 

 海外・語学を苦手としていた人間としては驚きで、パーフェクトでなくても伝わるし、生きていけるんだ!、ということを身をもって 感じています。語学は優秀で向上心のある同期に引っ張ってもらってなんとかやっていけそうです。

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ありきたりだけど、こうやって写真を撮っていると朝焼けの空はどの国も同じなんだなあ、としみじみ感じます。日本にも繋がっているんだろうなあ。